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川端玉章―かわばたぎょくしょう

天保13年（1842）～大正2年（1913）　72才没。
京都生まれ。父は蒔絵師。名は滝之助。

中島来章、小田海僊に師事。
慶応2年、江戸に移り高橋由一に洋画を習う。

第1回、第2回内国絵画共進会において受賞。
岡倉天心に認められ、東京美術学校創設にともなって教授となる。

明治42年、川端画学校を設立して後進の指導に尽力した。
大東亜戦争の最中に廃校となるまで日本画家、洋画家を多く輩出した。
主な教官に藤島武二がいる。
工藤甲人、小島功、島崎鶏二、島崎蓊助、
鈴木朱雀、蔦谷喜一、西村元三朗、平福百穂、
横山操、田口秋魚は同校の出身である。

明治29年、帝室技芸員
日本美術院会員

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